22日は夫婦の日!『ミナリ』スティーヴン・ユァン&ハン・イェリインタビュー映像解禁!

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3月22日(月)

1980年代、農業で成功することを夢見てアメリカ南部のアーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描く『ミナリ』。毎月22日は夫婦の日!本作で夫婦役を演じたスティーヴン・ユァン&ハン・イェリのインタビュー映像が到着した。

それぞれが演じたキャラクターについて、ともに「共感した」と語る、スティーヴン・ユァンとハン・イェリ。自身の夢のために、家族を強引に引っ張っていこうとする夫・ジェイコブについてスティーヴンは、「子どもを育てないといけないし、将来に対する不安も感じる。自分が築いた家族に対して何ができるんだろうという疑問も。男性は、恐れてはいけないとか、恐れていることを見せてはいけないというプレッシャーを感じることがよくある。だから内側に抱え込んでしまって、一方的に決断をしてしまったりする」とコメント。「強くあらねばならぬ」という観念に縛られ弱音を吐けない夫としての、そしてジェイコブと同じく、2人の子どもを持つ父親としての葛藤を赤裸々に語った。ハン・イェリは初めて脚本を読んだ時に、「誰もが一度は経験したことのある、人生のエピソードがふんだんに盛り込まれている」ところに注目。自身が演じた妻・モニカを「何事も不器用で、とても寂しがり屋」と表現するも、「仕事を始めて、少しずつ社会的に力を持つような女性に変わっていきます。それに母親ですから、家族を守らなければいけないという使命感も持っている女性です」と、慣れない土地で家族のためにたくましく成長していくモニカの強さをアピールした。
また、アメリカでアジア系アメリカ人の俳優として活動しているスティーヴンは、その経験がジェイコブというキャラクターを理解するのに役立ったよう。移民に限らず、「誰しもが“文化と文化の間にある独特な溝”にいる可能性がある」ことを指摘。「この映画を観て、人と自分が同じだってことを感じてほしい。他の人とのつながりを感じてほしいんだ」と胸の内を明かし、奇しくもコロナ禍で孤独を感じやすくなった現代を勇気づけるメッセージとなった。作品のテーマを聞かれたハン・イェリは、少しはにかんだ表情を見せながら、「『ミナリ』は愛の映画です。テーマは愛です」と断言。最後には指でハートを作る“きゅんですポーズ”も!2人の魅力が満載のインタビュー映像となっている。

『ミナリ』スティーヴン・ユァン&ハンイェリインタビュー

アメリカンドリームを胸に、逞しく生きる家族を描いた本作は、各国の映画祭にて265ノミネート、81受賞(※TOP10選出含む/2021年3月17日現在)を記録し、日本時間3月15日(月)に行われた第93回アカデミー賞ノミネート発表では、作品賞を含む6部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞、作曲賞)にノミネート!監督賞にノミネートされたのは韓国系アメリカ人の新鋭、リー・アイザック・チョン監督。次回作は新海誠監督の『君の名は。』のハリウッド版実写作品でメガホンをとることでも注目を浴びている。主人公ジェイコブ役のスティーヴン・ユァンはアジア系として初の主演男優賞にノミネート、祖母・スンジャ役のユン・ヨジョンも韓国人女優として初の助演女優賞にノミネートされ、歴史的快挙を達成した!
更にサンダンス映画祭ほか世界の映画祭で<観客賞>も総なめ!そして辛口批評サイトRotten Tomatoesでは完全無欠の100%(2021.01.26現在)を記録し評論家からも「監督のパーソナルな物語が大きな感動と共感を与えている」と大絶賛。観客、評論家の二方向から絶賛されているこの大注目作が日本でも公開となり、大きな話題を呼んでいる。

全国公開中

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