『くすぶりの狂騒曲』より、大宮セブンが活動する拠点「大宮ラクーンよしもと劇場」の支配人として、人気者になる前の【大宮セブン】メンバー達を支え続け、絶大な信頼を得る支配人・名越総一郎(チュートリアル・徳井義実)と、タモンズとおなじく「大宮ラクーンよしもと劇場」で活動しながらも、売れない日々にくすぶっているベリーハック・諸積翔真(岡田義徳)の本編映像が到着した。
2014年「大宮ラクーンよしもと劇場」オープンに合わせて、東京の劇場でくすぶり続けていた「タモンズ」「マヂカルラブリー」「GAG少年楽団」などの芸人たちが集められた。「島流し」と揶揄されながらも、大宮を盛り上げるためにユニット【大宮セブン】を結成。当初は劇場にお客さんが全く入らず、ほぼ無観客ライブの毎日だった・・・。そのため、【大宮セブン】のメンバーたちは、自ら煙の中での営業、雨の中で傘をさしての営業、ほぼ外国人の中での営業など、東京では考えられない数々の修羅場をくぐり、今では多くのメンバーが数々の賞レースで結果を残し、テレビ等でも活躍中!そんな結成10周年を迎えた【大宮セブン】の真実に迫る物語が映画化!【大宮セブン】の初期メンバーでありながら、仲間の活躍を横目に、飛躍のきっかけを掴めない状況に葛藤する「タモンズ」を中心に、成功を夢見る芸人たちの軌跡をたどる“大人たちの青春群像劇”が誕生した。
①【大宮セブン】を支え続けてきた「大宮ラクーンよしもと劇場」支配人・名越総一郎(徳井義実)の、突然の異動…。
島流しと揶揄され、会社からの非難や悪口など、お世辞にも良い環境とは言えなかった「大宮ラクーンよしもと劇場」。そしてコロナ禍による劇場活動の停止で収入は減り、苦境に立たされている中でも劇場と所属する【大宮セブン】をはじめとした芸人達を支え続けてきた名越総一郎(徳井義実)。
■『くすぶりの狂騒曲』「大宮ラクーンよしもと劇場」支配人・名越総一郎の、突然の異動
映像は、劇場に集められた大宮セブンメンバーを前に、「今月でこの劇場を離れることになりました。」と告白する名越の姿からはじまる。そんな名越からの突然の告白に、「あ、セクハラですよね。」「横領だ」などと、ちゃちゃを入れるメンバー達。「違う。悪いことは一切してない。」と返す名越だが、囲碁将棋の文田大介(東虎ノ丞)に、「俺らのせいですよね。」と問いかけられると、少し間を置いて「まぁ、会社員やからな。会社の判断や。みんなは僕がいなくなっても、変わらず大宮セブンを続けていってください。」とエールを送る。神妙な面持ちを浮かべるメンバー達の中、突然マヂカルラブリー・野田クリスタル(時岡司)が服を脱ぎ、名越に向かってポージングを決める。続けて囲碁将棋の根建もなぜかズボンを脱ぎ、真剣に名越を見つめ…。彼らなりの送り出しから、名越とメンバー達の深い信頼関係が伺える内容となっている。
②タモンズ同様、くすぶり迷走する芸人・ベリーハックの諸積翔真(岡田義徳)。大波(和田正人)にトリオを提案し…
タモンズらと同様、売れずにくすぶりの真っただ中にいるベリーハックの諸積翔真(岡田義徳)。どうやら他の芸人たちにも思うところがあるようで…。
■『くすぶりの狂騒曲』ベリーハック・諸積翔真(岡田義徳)のくすぶり
映像は、大波(和田正人)の家に訪れた諸積が「俺ら、解散すんのよ。正式な発表はまだ先だけど。」と唐突に解散報告をするシーンからはじまる。大波のそっけない反応を受けつつも、「俺入れてトリオになんねぇ?」と、突然トリオの提案を持ちかける諸積。驚きを見せる大波に対し、タモンズの面白さをパッケージングして世間に伝えると熱弁し、終いには「俺は、これが最後だと思ってる。次で結果出なかったら、芸人辞めようとは思ってる。」と覚悟を決めている様子。その覚悟と提案を受けた大波は…。
リアルにくすぶる芸人たちの共感を集める人物・諸積翔真の行く末。そして、改名し、トリオになりかけたタモンズの「つき騒動」など、芸人たちの迷走模様を是非、劇場で。
12月13日(金)より新宿バルト9、イオンシネマほか全国ロードショー