“動く国立公園”と評された名優!フランシス・マクドーマンドの役作りがすごい!『ノマドランド』本編シーン到着!

(C) 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
3月24日(水)

賞レースを席捲する数多くの名作を世に送り出してきたサーチライト・ピクチャーズが贈る最新作『ノマドランド』より、“動く国立公園”と評された名優フランシス・マクドーマンド、役作りのために本気で労働!?一般のノマドのなかに完璧に溶け込んだ驚きの本編映像が到着した。

解禁されたのは、マクドーマンド演じる主人公ファーンが、ノマドの友人リンダに誘われて、ノマドたちが集まってコミュニケーションを交わすイベント”RTR(Rubber Tramp Rendezvous)”に参加するシーンの一部。最初は不安な表情を浮かべているファーンだが、リンダやイベントで出会った新たな友人スワンキーともに交流していくなかで、次第に笑顔を見せていく。アメリカ各地からノマドたちが集まるイベントということもあり、本シーンには大勢のノマドたちが登場するが、なんとプロの俳優は主人公のファーンを演じたマクドーマンドと、デイヴを演じたデヴィッド・ストラザーンのみで、ファーンと仲良く会話するリンダや、一緒に炊き出しに並ぶギプスをつけたスワンキー、さらにはイベントの主催としてトークをするボブ・ウェルズを含む、他の登場人物は全員が一般のノマドたち!集団で見ると一見どこにマクドーマンドがいるのかもわからない!「完璧な役作りでノマドに溶け込むマクドーマンに驚きを隠せない本編映像となっている。

『ノマドランド』本編映像<RTR編>

ノマドの生き様をリアルに体現するための役作りのひとつとしてマクドーマンドは自らノマドの労働に身を投じたそう。「アマゾン社の発送センターで、アカカブの収穫工場で、観光客向けのカフェで、国立公園のキャンプ指導員として、ファーンであるわたしも、実際に働くひとたちに混じりながら、働きました。ほとんどの場合、一介の従業員としか思われていませんでした」と様々なエリアで労働に励んでいた様子。さらに「高齢者が働くことの肉体的な限界と苦痛、と同時に、働くこと、キャンプ指導員として自然のなかで暮らすこと、生きる目的をもつこと、そして、こうした仕事から収入を得られることの喜びを演じようとしました」と役作りに込めた自身の想いを語っている。


クロエ・ジャオ監督は「マクドーマンドはいつまでも役柄について悩み続けるような女優ではありません。からだで理解していくタイプなのです。実際に手に触れて納得していくのです」と分析。マクドーマンドがノマドとしてリアルに息づいている様子を目の当たりにした海外評論家からも「マクドーマンドの顔はまるで“動く国立公園”のようだ」と評価が上がっています!『スリー・ビルボード』に続き、3度目のアカデミー賞主演女優賞の期待も高まるマクドーマンドに注目だ。


3月26日(金)TOHOシネマズ日比谷 他全国公開

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

TOP