永野芽郁が”怪物”と称した戸田恵梨香の変貌を見よ!『母性』ギャップに驚嘆する特別映像解禁!

(C)2022映画「母性」製作委員会
11月22日(火)

いよいよ明日11/23(水・祝)より公開される『母性』から、胸が痛む本編シーンとのギャップに驚嘆する特別映像が到着した。

原作は、累計発行部数120万部を突破した湊かなえの「母性」。本作は、第41回バンクーバー国際映画祭にて正式招待作品としてワールドプレミア実施。そして、ガラ・セレクション部門作品として招待された第35回東京国際映画祭では、レッドカーペットや会見を華々しく飾り、ジャパンプレミアでの日本初上映から大反響が巻き起こるなどSNS上でも大きな注目を集めた。娘を愛せない母・ルミ子を演じた戸田恵梨香、母に愛されたい娘・清佳を演じた永野芽郁。ともにNHK連続テレビ小説で主演を務めた実力と経験、そして様々な役柄を見事に演じきる確かな表現力で支持を集める2人が、口を揃えて「(演じるのが)難しい作品」と語る言葉から始まる本映像。


ドラマ「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」(21・NTV)で見せた息ぴったりのコミカルな掛け合いも印象の強い“愛され最強コンビ”だが、「ハコヅメ」より前に撮影をした本作が初共演であり、簡単にはいかない感情をお互いにぶつけ合ったことで絆が深まった2人が、貴重なメイキング映像とともに撮影を振り返っていく。

『母性』特別映像(怪物演技編)

湊かなえが渾身の想いで書き上げた物語は、この母娘の周囲を取り巻く非常にクセの強いキャラクターたちも特徴的で、戸田演じるルミ子の母に大地真央、義母に高畑淳子など錚々たる俳優陣が集結したなかでも「ほとんどのキャストの方が、試行錯誤しながら、悩みながら進めていた」と戸田が舞台裏を明かし、永野もその悩みを思い返すように「一つのセリフについて、戸田さんに相談をさせてもらっていた」と証言している。それぞれが支えあい到達した芝居には賛辞が贈られており、先ごろ発表された第47回報知映画賞では、戸田恵梨香、永野芽郁、高畑淳子が主演女優賞・助演女優賞でそれぞれノミネート、その複雑な感情を乗せた快演を余すことなく映し出した演出に対しても高評価を受け作品賞、監督賞もあわせ計5部門のノミネートを果たしており、受賞にも大きな期待が寄せられている。


また戸田は「気負って「こうしなきゃ!」ということはなく、自分たちが思うままにやっていた気がします」と撮影を振り返り、永野が「歳を重ねるってこういうことか、と目に見えて娘としても感じていくので、姿勢も、動きも、話し方も、全てが歳を重ねていく母を側で見ていた時の気持ちが忘れられない」と語る言葉を象徴するように、玄関先で不穏な空気に包まれるシーンのメイキングや、母と娘2人の証言がまさに180度変わってしまう本編シーンの一部も確認できる。難役を乗り越えた2人の晴れやかな表情とは打って変わって、抱きしめているのか首に手をかけているのか、果たして真実は…!?と息を飲む衝撃的なワンシーンだ。


さらに原作者・湊かなえと監督・廣木隆一が現地登壇した第41回バンクーバー国際映画祭『母性』ワールドプレミアの模様も収録され、湊が実に嬉しそうに「完成した作品を観た時に鳥肌が立ちました!(原作を)読み返すと戸田恵梨香さんの顔しか浮かばなくなるくらい、私の中のルミ子は戸田恵梨香さんになりました」と絶賛しているコメントや、現地で鑑賞した目の肥えた観客の感動の声も。先日、東京国際映画祭での『母性』完成報告会に出席した際に永野が「スイッチが入った時の戸田さんは、“怪物”というか(笑)、恐ろしいぐらいに誰も言葉がかけられないような感じでグワっと(役に)入っていく」との言葉を裏付けるように、原作者のみならず国境を超えて多くの人々の心を打つ、戸田が思い悩みながらたどり着いた新境地とも言える熱演が、いよいよ11月23日(水・祝)に全国のスクリーンで封切られる。心して見届けていただきたい。

11月23日(水・祝)全国ロードショー

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作品紹介

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