『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』特報&場面写真、 監督&ピーター・バラカンのコメントが解禁!

©THE SESSION MAN LIMITED 2024
7月31日(水)

伝説のセッション・ピアニスト、ニッキー・ホプキンズの軌跡を、時代とともに振り返る音楽ドキュメンタリー『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』より、特報&ジョン・レノンとの連弾姿を含む場面写真13枚が到着。また、監督・脚本・製作のマイケル・トゥーリンと本作の字幕監修を担当したピーター・バラカンによるコメントが届いた。

ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ザ・キンクス、ジェフ・ベックをはじめとする60年代~70年代に数多くのアーティストのレコーディングに参加した伝説のセッション・ピアニスト、ニッキー・ホプキンズ。ザ・ビートルズのメンバー全員のソロアルバムにも参加した稀有な存在である彼は、素晴らしいピアノリフと音楽センスで多くのミュージャンを魅了し、250枚を超えるアルバムと膨大な数のシングル・リリースに貢献した。しかし、この若き天才ピアニストの活躍は病との闘いでもあった。1963年、病院に緊急搬送されたニッキーはクローン病と診断される。闘病生活を送りながらも、30年以上にわたるロック人生において数々のミュージャンと共演し愛された“最高のセッション・マン”の物語を、彼を知る仲間たちが語る。


ニッキー・ホプキンズは、1960年初頭、16歳のときにロンドンの名門・王立音楽アカデミーを自主退学し、サヴェージズのピアニストとしてキャリアをスタート。以降、30年にわたりロックンロール黄金期のミュージック・シーンに欠かせない存在に。50歳の若さで逝去するまで携わったアルバムは250以上、しかも今日に至るまで演奏される名曲の数々に圧倒される。

『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』特報

キース・リチャーズ、ミック・ジャガーをはじめ、多くのミュージシャンがニッキーの天才的な演奏、才能溢れる音楽センスを絶賛。ロックンロール、ブギウギ、ブルースと様々なスタイルを弾け、彼が手を加えると曲の幅が広がり、平凡な楽曲が特別なものになると証言する。本作では、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ビートルズ、ザ・フーなど60~70年代のロックシーンを牽引した伝説のバンドや、ジョン・レノン、エリック・クラプトン、ジェフ・ベックらがこぞってニッキーを指名してきた理由を改めて検証。ニッキーの才能を高く評価する音楽プロデューサー、ともに活動してきたミュージシャン仲間らが彼の才能豊かな音楽性を語るほか、1963年にクーロン病と診断され、生涯にわたる闘病生活を強いられた実態にも迫る。


ニッキー自身のインタビュー、コンサートや録音スタジオでの演奏風景、参加したバンドやミュージシャンとの写真やアーカイブ映像など、ロック史を辿る貴重な資料も多数収録。まさに、ロック史上においてニッキーは極めて重要なセッションマンの一人であり、彼が名曲に与えてきた影響の大きさを知ることになるだろう。


<監督・脚本・製作:マイケル・トゥーリン>
私は、ニッキー・ホプキンズが演奏したアルバムとシングルの数に驚きました。
彼が参加した実際の曲数と、彼が一緒に演奏したロックンロールの偉大なバンドのリストを見れば、この並外れた名ピアニストの多作さと貢献度がわかるでしょう。

<字幕監修:ピーター・バラカン>
ニッキー・ホプキンズは誰にも負けないピアノの大スターになれたはずなのに、難病を抱えたためにいつ急に入院を強いられるか分からず、スタジオ・ミュージシャンに専念したわけです。多くの名演を残した彼の死後30年のタイミングで公開されるこのドキュメンタリーはすべての音楽ファンにお薦めします。

9月6日(金)より池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

関連するシネマNEWS

TOP