監督こだわりの時代考証にファン・ジョンミンも思わず感心!『ソウルの春』舞台裏を語るメイキング映像が解禁!

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8月8日(木)

『パラサイト 半地下の家族』を超える本国歴代級大ヒットを記録した『ソウルの春』より、キム・ソンス監督やファン・ジョンミン、チョン・ウソンらキャスト陣が撮影の舞台裏を語る貴重なメイキング映像が到着した。


「粛軍クーデター」「12.12軍事反乱」などとも言われる韓国民主主義の存亡を揺るがした実際の事件を基に、一部フィクションを交えながら描かれる本作。韓国で公開されるやいなや、事件をリアルタイムで知る世代はもちろん、事件を知らない若者たちの間でも瞬く間に話題となり歴代級のメガヒットとなった。


「1979年、私が19歳高校3年生の時、闇の中で響き渡る銃声を聞いて以来、長年の疑問でした」というキム・ソンス監督は、国家の命運を変える事件を映画化するにあたり「大勢が関わる一夜の壮大な物語をはたして映画化できるのか、さらにどうすれば若い世代にも見てもらえるか」と並々ならぬ熱意で準備していったと説明。脚本については、「興味深く読みました」(ファン・ジョンミン)、「手に汗握りましたね」(キム・ソンギュン)「オファーを受けて運命を感じました」(チョン・ウソン)とキャスト陣もその物語に惹きつけられたことを明かす。

『ソウルの春』メイキング映像

監督のこだわりが如実に表れているのが、この物語を描く上での“時代考証”で「当時の陰鬱な雰囲気まで表現したくて、1979年に制作された映画や写真、ニュースなどのカメラアングルも参考」にしたり、陸軍本部の地下施設、首都整備司令部などのセットも細部にわたり再現されていった。このこだわりには思わずファン・ジョンミンも「70年代みたいだ」と感心するほどで、チョン・ウソンが「我々が演じる時の感情やパワーがそのまま感じられるようなセット」と紹介する撮影現場で、熱演する俳優陣たちの姿が。「リハが多かった。だから疲れることもありました」と振り返るファン・ジョンミンも自ら積極的に共演者と息をあわせ、その甲斐あって監督が求める「意見が衝突し欲望が絡み合う姿をリアルに描きたかった」という思いが見事に具現化されている。「観客がその場にいると錯覚するほど没入感を高くしたかった」とキム・ソンス監督。必見の舞台裏映像となっている。


8月23日(金)新宿バルト9ほか全国公開

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