「母」という普遍的でありながらも一人ひとり異なる存在をテーマにした、5つの短編映画からなるオムニバス作品。
『BUG』脚本・監督:武田恒
【STORY】母親の鳴海は息子の聖がなぜ無差別傷害事件を起こしたのか、分からずにいた。しかし、鳴海は息子と距離を置こうとする夫や、被害者家族のキャバ嬢の朋絵と話す中で、聖ともう一度、向き合おうとしていく。
『夜想』脚本・監督:高橋郁子
【STORY】――いちばんそばにあった光、それがあなた。闇を引き裂き、あなたは現れた――。飴屋の男のもとを毎夜訪ねる美しくもか細い女。しかし、その訪問は草木も寝静まる深夜ばかり。なぜこんな時間なのか男が尋ねると、女は一人抱えていた過去を語り始めた。
『いつか、母を捨てる』脚本:進藤きい/監督:木内麻由美
【STORY】母にコントロールされ努力を強いられてきた娘・晶子。息をひそめ、母の機嫌を損ねないよう生きている。だがある夜、母の望む大手商社に就職できたという嘘がバレそうになり、心の奥底に隠れていた思いが動き出す。たとえ実体がなくなっても母から逃れられない娘の哀しみを描くサスペンス。
『だめだし』脚本:たかはC/監督:野田麗未
【STORY】12月24日。映像監督を生業にしている純也。年末は忙しく、編集作業に追われている。帰省中の妻から「あれ忘れないでね」という連絡が。純也は娘との約束をすっかり忘れてしまっていた……。聖夜に巻き起こる子育て反省コメディ。
『ルカノパンタシア』脚本・監督:難波望
【STORY】郊外の一軒家で暮らす原田路佳と娘の海凪。一見、なんの変哲もない暮らしを送る母娘のもとに、ただならぬ決意を秘めた元夫、茂が訪ねてくる。彼にはどうしても打ち明けなければならない想いがあった。茂の思いがけない告白を受け、母娘のかりそめの幸せはくずれてゆく。
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Mothers マザーズ
©映画マザーズパートナーズ
2025年1月25日(土)公開