ママの遺したラヴソング
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Ｘ線技師になる夢がありながら、学校へも行かず人生を先送りにしたままのパーシーは、長い間、疎遠だった人気シンガーの母が亡くなり、ニューオリンズの生家で暮らすことに。そこで母の友人･元文学部教授のボビーと作家志望の青年との、奇妙な共同生活を始めるうち…。
- 公開日
- 2007年4月7日(土)
- 監督
- シェイニー･ゲイベル
- 脚本
- シェイニー･ゲイベル
- 撮影
- エリオット･デイヴィス
- 音楽
- ネイサン･ラーソン
- 製作年
- 2004
- 製作国
- 米
- 原題
- A LOVE SONG FOR BOBBY LONG
- 上映時間
- 119
- INTRODUCTION
- 孤独を胸に抱えたパーシーは、故郷で心の傷を持つ元文学部教授ボビー・ロングと出会う。いつしか奇妙な絆が芽生え、新しい生活が始まっていく。本作は、長編映画監督デビューとなるシェイニー・ゲイベルが、4年の月日をかけて完成させた。パーシーを演じるのは、今最も輝いている女優スカーレット・ヨハンソン。ヨハンソンは、05年ゴールデン・グローブ賞主演女優賞に2年連続ノミネートを果たした。大学教授役には、これまでにない繊細な表情を見せる名優ジョン・トラボルタ。ほか、「アメリカン・アウトロー」のゲイブリエル・マック、「ザ・・ハリケーン」のデボラ・カーラ・アンガー、そして舞台「カッコーの巣の上で」の演出で知られるデイン・ローズがセシル役で登場し、本作で映画デビューを果たした。
- STORY
- パーシーは、フロリダで学校へ行かず怠惰に暮らしていた。ある日、故郷に住む母親が亡くなったという訃報が届いた。彼女は長年母親と会っていなかった。ニューオーリンズの故郷に帰ると、元文学部教授のボビーと作家志望のローソンがいた。二人は母の友人で、遺言によって家はこの3人に遺されていたのだ。フロリダに帰ろうと考えるパーシーだったが、母のことを知りたいと思い、留まることにした。そして3人の奇妙な共同生活が始まるのだった。生意気なパーシーと皮肉屋のボビーは反りが合わない。ボビーは、パーシーが心の奥に孤独を抱えていることを知り、彼女に対する考え方を変えていく。ボビーは、ローソンの車を売ってパーシーが高校に通うための金を工面した。春になり、パーシーは大学進学を悩む。ボビーは、パーシーが遠くの学校に行ってしまうことを寂しく思う。1年の間に、お互いかけがえのない存在となっていた3人。パーシーの昔のボーイフレンドが、弁護士からの手紙を持ってきた。そこには、遺された家はパーシーのもので、ボビーとローソンは彼女の母親が亡くなってから1年だけ住めると書いてあった。パーシーは、嘘をついていたボビーとローソンに怒り、二人を追い出し、家を売りに出した。そして、引っ越し準備をするパーシーは、荷物の中から母親が彼女に宛てて書いた手紙を見つけた。
- CASTING
- ●スカーレット・ヨハンソン 1984年11月22日生まれ。ニューヨーク州出身。94年「ノース/小さな旅人」で映画デビュー。05年「マッチポイント」で3年連続ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。主な出演作は、「理由」（95）、「のら猫の日記」（96）、「モンタナの風に吹かれて」（98）、「ゴーストワールド」「バーバー」（01）、「ロスト・イン・トランスレーション」「真珠の耳飾りの少女」（03）、「理想の女」（04）、「ブラックダリア」（06）など。 ●ジョン・トラヴォルタ 1954年2月18日生まれ。ニュージャージー州出身。77年「サタデー・ナイト・フィーバー」、94年「パルプフィクション」でアカデミー賞候補。95年「ゲット・ショーティ」でゴールデン・グローブ賞最優秀主演男優賞受賞。主な出演作は、「フェイス/オフ」（97）、「パーフェクト・カップル」（98）、「ソード・フィッシュ」（01）など。 ●ゲイブリエル・マック 1972年1月22日生まれ。ニューヨーク州出身。80年に子役でデビュー。主な出演作は、「アメリカン・アウトロー」（01）、「エネミー・ライン」（01）、「リクルート」など。 ●デボラ・カーラ・・アンガー 1963年5月12日生まれ。カナダ出身。90年「アンボンで何が裁かれたか」で映画デビュー。主な出演作は、「クラッシュ」（96）、「ゲーム」（97）、「ザ・ハリケーン」（99）、「微笑みに出会う街角」（02）、「サーティーン/あの頃欲しかった愛のこと」（03）、「サイレントヒル」（06）など。 ●デイン・ローズ 舞台「カッコーの巣の上で」などを演出。本作で映画デビュー。
- 配給会社
- アスミック・エース