胡同(フートン)愛歌
トウは、高校生の息子シャオユーと一緒に路地裏・胡同で暮らしている。慎ましく、平穏な日々。シャオユーは、学校の成績は悪く、父親の言う事は聞かない。二人は何かと衝突ばかりするのだった。トウは花屋の店主シャオソンとの再婚が決まっていた。だが、彼女の前の夫リュウサンとの離婚の協議が正式には成立してなかった。刑務所あがりのリュウサンは、二人の再婚を阻もうとトウに嫌がらせばかりする。シャオユーは、それを見て父親を思気持ちからシャオソン出て行けと言ってしまうのだった。トウは息子シャオユーの気持ちを知らず、怒ってしまう。リュウサンからの嫌がらせはますます激しくなる。追い込まれたトウは、ある決意をするのだった。シャオユーの16才の誕生日。トウは彼に母さんの所へ行き、勉強をして大学に入れと言う。父と離れたくないシャオユー。だが、別れの日はやってきた。