セカンドバージン
(C)2011映画「セカンドバージン」製作委員会
中村るいは、出版業界で活躍するキャリアウーマン。彼女は、出張先のマレーシアで鈴木行と再会した。かつて二人は、激しく愛し合った恋人同士だったのだ。ネット証券会社「モンディアーレ証券」を立ち上げた野心溢れる行に興味をもったるいは、彼の著書を出版し、大ヒットさせて時代の寵児にした。行はるいより17歳も年下で、しかも万理江という妻がいたが、やがてふたりはお互いを激しく求めあうようになる。ふたりの愛に立ちふさがったのは、思いがけない事件だった。「モンディアーレ証券」が金融商品取引法違反で摘発され、行が逮捕されてしまったのだ。仮釈放されたものの、全てを失い、抜け殻のようになってすさんだ生活をおくる行。そして突然、行はるいの前から姿を消した。突然の別れから5年。再会した二人。しかし、行は彼女の目の前で突然銃弾に倒れてしまう。なぜ、行はこんなことになったのか?なぜ、5年前、何も言わず彼女の前から突然姿を消したのか?