ブルージャスミン

(C)2013 Gravier Productions, Inc.
サンフランシスコの空港に美しくエレガントな女性が降り立った。彼女は、かつてニューヨーク・セレブリティ界の花と謳われたジャスミン。しかし、今や裕福でハンサムな実業家のハルとの結婚生活も資産もすべて失い、自尊心だけがその身を保たせていた。 庶民的なシングルマザーである妹ジンジャーの質素なアパートに身を寄せたジャスミンは、華やかな表舞台への返り咲きを図るものの、過去の栄華を忘れられず、不慣れな仕事と勉強に疲れ果て、精神のバランスを崩してしまう。 やがて何もかもに行き詰まった時、理想的なエリート外交官の独身男性ドワイトとめぐり会ったジャスミンは、彼こそが再び上流階級にすくい上げてくれる存在だと思い込む。 名曲「ブルームーン」のメロディに乗せて描かれる、あまりにも残酷で切ない、ジャスミンの運命とは──。 2013年の米アカデミー賞でケイト・ブランシェットが主演女優賞を受賞。
公開日
2014年5月10日(土)
監督
ウディ・アレン
脚本
ウディ・アレン
撮影
ハビエル・アギーレサロベ
出演
ケイト・ブランシェット アレック・ボールドウィン ルイス・C・K ボビー・カナヴェイル アンドリュー・ダイス・クレイ サリー・ホーキンス ピーター・サースガード マイケル・スタールバーグ
製作年
2013
製作国
原題
BLUE JASMINE
上映時間
98
INTRODUCTION
ニューヨーク、セレブリティ界の華・ジャスミンは、ゴージャスな生活から一転、人生のすべてを失いどん底にいたが、再起を図るために妹の住むサンフランシスコへとやって来る……。本作は、近年の『ミッドナイト・イン・パリ』や『ローマでアモーレ』などのロマンティック・コメディから大きく転換して、ウディ・アレン監督初期の作品群を彷彿とさせる。主人公・ジャスミン役を演じたケイト・ブランシェットが、本作でアカデミー賞主演女優賞に輝き、2度目のオスカー・ホルダーとなった。その迫真の演技に注目が集まっている。
STORY
ジャスミンは、裕福でハンサムな実業家のハルとのニューヨークでの結婚生活も潤沢な資産もすべて失い、人生のあらゆる面でどん底に堕ちていた。華やかな舞台への返り咲きを図るジャスミンは、妹ジンジャーの暮らすサンフランシスコへとやって来る。姉妹と言えども、対極なふたり。ジンジャーは質素な生活を送るバツイチのシングル・マザーだった。過去の幸せにしがみつき、今や抗うつ薬とウォッカが手放せないジャスミンは、セレブな生活を取り戻すべく、不慣れな仕事に神経をすり減らしていた。しかし、ある日以前のような幸せを与えてくれるであろう男性と出会うが、現実を直視しないジャスミンは嘘に嘘を重ねていく・・・。
CASTING
●アレック・ボールドウィン 1958年4月3日生まれ。ニューヨーク州出身。主な出演作は、「パール・ハーバー 」「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」(01)、「プルート・ナッシュ」(02)、「アビエイター」(04)、「エリザベスタウン」(05)、「ディパーテッド」「グッド・シェパード」(06)、「恋するベーカリー」(09)、「ティーンエイジ・パパラッチ」(11)、「ロック・オブ・エイジズ」(12)、「ローマでアモーレ」(12)など。 ●ケイト・ブランシェット 1969年5月14日生まれ。オーストラリア出身。主な出演作は、「エリザベス」(98)、「理想の結婚」「リプリー」(99)、「耳に残るは君の歌声」(00)、「ロード・オブ・ザ・リング」「シッピング・ニュース」(01)、「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」(02)、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(03)、「アビエイター」(04)、「ライフ・アクアティック」(05)、「バベル」(06)、「エリザベス:ゴールデン・エイジ」(07)、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(08)、「ロビン・フッド」(10)、「ハンナ」(01)、「ミケランジェロ・プロジェクト」(13)など。
配給会社
ロングライド

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