鉄腕投手 稲尾物語

(C)1959 東宝
魚の行商をしていた稲尾かめのは、道ばたで急に産気づく。臨月まで働いていたのである。かくして、5人兄妹に新しい男の子和久が加わることに。 彼は、小学生になると、野球に興味を持ち、地元の野球グループに参加、年齢に似合わぬ強肩を発揮し始める。やがて、緑丘高校に進学した和久は、野球部に入り甲子園を目指すも、ワンマンチームとあって、予選で敗退。しかし、その並外れた才能を見抜いた南海他、数球団が彼をスカウトしに訪れる。 迷う彼に、父親久作は、地元、九州の西鉄を勧めるのだった。

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