ある愚か者の悲劇

小さな工場を経営し、細々と生活を続ける平凡な夫婦プリモとバルバラ。彼らに息子が誘拐されるという突然の悲劇が訪れた。息子の身を案じながらも工場を手放すことにためらいをみせる。やがて左翼活動にのめり込んでいた息子自らの偽装誘拐の疑いも出始め、二人の悲しくも滑稽な苦悩が生まれる。

ShareSNSでシェアしよう!

TOP