犯罪都市(1931)

シカゴの警察本部では折しもアールという男が“赤”の容疑で処刑を明日に控えていた。署内の記者クラブでは編集長のウォルターをはじめ皆が処刑時間の話をしながら暇を持て余していた。とそこへ銃声と共にアール脱走の一報が入ってきた。これは特ダネと奔走し始める記者たち。後に残されたのは結婚報告にやってきた記者仲間のヒルディ一人。そこに脱走したアールが逃げ込んできた。ウォルターとケンカ別れし記者を辞めるはずだったヒルディだったが突如飛び込んだ特ダネを目の前に再び記者根性を取り戻し、ウォルターと共謀し彼をクラブ内の机の中にかくまってしまった。後で単独会見に持ち込み彼の談話を取ろうという作戦なのだがどうなることやら……。

ShareSNSでシェアしよう!

TOP