いよいよ公開まで残り2週間となった、映画『35年目のラブレター』より、秦基博が作詞・作曲を手掛け、本作のために書き下ろした主題歌「ずっと作りかけのラブソング」と映画のスペシャルムービーが到着した。
戦時中に生まれた西畑保は十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める―。2003年に朝日新聞で紹介されるやテレビ・雑誌で取り上げられ、さらには創作落語にもなるなど、様々な形式で広まり多くの感動を呼んだある夫婦の本当にあった話が、映画となって公開される。
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本映像では“鋼と硝子で出来た声”と称される秦の歌声が奏でる心温まる楽曲に乗せて、文字の読み書きができないことに葛藤する保と、その夫を支え続けた皎子の様子が描かれている。運命的な出会いを果たしてから、35年という日々を共に寄り添い過ごしてきた最愛の妻に対し、これまでの感謝の気持ちを込めてラブレターを書くことに決めた保。場面は若かりし頃に変わり、「俺は普通のこともできへん。できへんねん。もうどうしようもない嘘つきや。」とすすり泣きながら、心の内を話す保に対し、「今日から私があんたの手になるわ。」と優しくも力強く、彼を受け入れた皎子。
■『35年目のラブレター』スペシャルムービー
サビの部分では「ずっと作りかけのラブソング いつか君に聴いてほしくて」という歌詞とリンクするように、夜間中学に通い、愛する妻のために文字を一から習う保の姿が。終盤に流れる「書き続けている ただ 君だけを思い浮かべて」という歌詞にもある通り、精一杯の愛情を込めて手紙を書き綴る保は、映像の最後で「君はいつも僕を支えてくれましたね。本当にありがとう。」という感謝の言葉を皎子に贈る。それに対して「あなたの笑顔が私の笑顔です。ありがとうさん。」と同じく感謝の気持ちを伝える皎子。まさに相思相愛の二人の物語の行方を是非とも劇場で見届けて欲しい。
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3月7日(金) 全国公開